思い出の瞑想

こんにちは。

クンダリーニヨガ東京・世田谷のバニ・アナンドです。

皆さん、瞑想っていうと、どんなものを思い浮かべますか?

たぶん、座って、目を閉じて、雑念を取り除くというイメージでしょうか?

クンダリーニヨガの瞑想には、それに近い、ただ座って呼吸に集中するようなものもありますが、もっとたくさんの種類の瞑想があり、とても面白いです。


最近、あれ、もう一度やってみたいなぁと思った瞑想は、5~6年前に箱根のリトリートで初めてやりました。

確か教えてくださった先生が、「今、気に入っていて、よくやっている」と言っていたような気がします。

手をこんなふうに上げたままの状態を、13分、6分、3分、4分と連続でキープします。

(間に少し違う動作も入ります)

(ちなみにこの写真のお方がクンダリーニヨガのマスター、ヨギバジャンです)


初めてやった時は、すぐに腕が震えてきて、最初の13分が30分くらいに思えました。

とてもじゃないけど上げっぱなしになんかできない。

それでも休み休みなんとか続ける。

やっと13分終わったと思ったら、また上げさせられる。

やっと下げた腕を泣く泣くまた上げる。

次は、6分とか、3分とか短くなってきますけど、最初の13分の後ですからね、とにかく、とにかく、腕がきつい。

こんな瞑想ありえない!!と叫びたい気分。

先生はこれを気に入ってよくやっているなんて、正気の沙汰ではないと思いました。


リトリートの後も、この瞑想をクラスでやる機会が何度かありました。

やっぱり最初は上げ続けられませんでした。

つらくきつい時間をなんとかやり過ごすので精一杯。

でも、ある時、最初にこの瞑想をやってから3~4年後くらいかな、一度も腕を下ろすことなくできた日がありました。

自分でも不思議だけれど、腕がピタッと固定されている感じになったのです。

しかも瞑想していて気持ちのいい充実感がありました。


私がこの瞑想(他のもか笑)をやるたびに、腕を下ろしてばかりいたのを見ていた先生が、私の成長を讃えてくれて、とてもうれしかったです。


今日、久しぶりにこの思い出の瞑想をやってみました。

しばらくぶりだから、大丈夫かしら?なんて思っていたら、なんとあんなに長く感じた瞑想が、とても短く感じた自分がいて、びっくりしました。

よちよち歩きの子が、マラソンを走れるようになったような変化を感じ、同じ瞑想をたまにやってみるのって、面白いなと思いました。

でも短く感じられたからこそ、もっと深められるはずなので、またやってみたいと思います。

いつか自分のクラスでもこの瞑想できたらうれしいけれど、もちろん初心者にやらせる気はないので、安心してくださいね。


ちなみにこの瞑想、Bountiful,Blissful  and Beautiful という曲を聴きながら、歌いながらやるのですが、私はNirinjan Kaur Khalsaのこの曲が大好きなんです。

自分の中の体と心の中心軸がすくっと立ってくる感じするの。

You Tubeにあればと思ったけれど、Nirinjanのはなかったので、別の方のですが、こちらも素敵なので、よかったらぜひ聴いてみてください。


クンダリニーヨーガ・サットナム Kundalini Yoga Sat Nam

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