10年の変化を振り返る

こんにちは。

クンダリニーヨーガ・サットナムのバニです。

相変わらず暑い日が続いていますが、みなさんお元気でしょうか?

この猛暑の中、先日、私は50歳の誕生日を迎えました。

40歳から50歳の10年は、底まで墜ちてから徐々に這い上がる、ものすごい変化の時期、人生の転換期でした。

今日はその10年を振り返ってみたいと思います。

まず40代の前半は自分が何をしたいのか全くわからなくなり、人生の方向性を見失い、半年から1年くらいのサイクルでひどい体調不良を数年に渡り繰り返していた底の時期でした。

免疫力が下がりに下がって、アトピーも悪化、ずっと寝込んでました。

一時期良くなっても、すぐまた底に戻ってしまい、まるで蟻地獄にいるみたいでした。

最後は本当に体力がなくなって、一日の3分の2は寝て過ごし、外に出かけるのは3日に1回が限界、人生で一番やせ細りました。

出口の見えない真っ暗なトンネルの中を、人生の最底辺を這いずり続けるような長い長い日々でした。

実はクンダリニーヨーガには、この最悪の時期に出会いました。

こんな最悪の状態の中で、唯一続けていたのがクンダリニーヨーガでしたし、自分の体と心に向き合う手段として、もうすがるように続けていたように思います。

当時は辛くて不安でたまりませんでしたが、今振り返れば、あの時期を経験したからこそ今があるんだと思います。

それくらい徹底的に自分の心と体に向き合わざるを得ない日々でしたし、たくさんの気付きを得て、少しずつ少しずつ自分が変化していった時期でした。

クンダリニーヨーガ以外にも色々やりましたが、最終的に体力が回復し、寝込み続ける日々から抜け出したのもクンダリニーヨーガの1週間のリトリートに参加したのがきっかけだったと思います。

40代後半への折り返し地点、暗いトンネルから抜ける転換点に、このリトリートがありました。

そこから徐々に日常生活を取り戻していきました。

自分の波動とかエネルギーが確実に変わったのでしょう、家族関係、友人関係なども大きく変化し、より自分らしくというか、自分に正直に生きていけるようになったと思います。

この延長線上にクンダリニーヨーガ講師の資格を取得し、教え始めるというチャレンジもありました。

体調が快復したとはいえ、まだまだ普通の人に比べれば虚弱な体でしたが、この私の体で無理なく続けられることがまさにクンダリニーヨーガだったのです。

資格取得は海外だったので、ものすごいチャレンジで大変でしたが、たくさんの人に助けられて何とか取れましたし、クラス運営も簡単なことではなく、特にコロナ禍でのスタートで山あり谷ありですが、これもたくさんの方に支えられて継続できています。

また体力快復と同時に、声のパフォーマンス活動も始め、さらに今年の春からはダンスも習い始めました。

私にとって、クンダリニーヨーガで内面を整えることと、声やダンスで表現活動をすることはセットになっています。

何より、やりたいことがあって、それをする動ける体があること、この有難さを強く感じます。

何がしたいか全くわからない日々があったからこそ、やりたいと思えることがあるのがうれしいです。

寝込む日々が長く続いたからこそ、ダンス教室に通うまでの体力がついたことが、本当にうれしいです。

下の絵は暗いトンネルの中にいたころ、こんなふうに生き生きといられたらいいなと思って、希望の光を灯すように描いた絵ですが、ダンスを始めた時、この絵が現実になっているなと思いました。(絵が下手なのはお許しください)

私がこの10年に経験してきたことは、人生の宝になっています。

私の経験から得た体のこと、心のこと、霊的世界のこと、クンダリニーヨーガを通して皆さんにシェアし、ご自分の人生を歩まれる手助けができたら、こんなうれしいことはありません。

クンダリニーヨーガ・サットナム Kundalini Yoga Sat Nam

”気づきのヨーガ”と言われるクンダリニーヨーガを始め、あなたの人生に変化を起こしませんか?

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