怒りについて

こんにちは。

クンダリニーヨーガ・サットナム(旧クンダリニーヨーガ東京・世田谷)のバニです。

今日は「怒り」の感情について書きたいと思います。

皆さんは「怒り」と聞いて、何を感じますか?

どんなことを思い浮かべますか?

また「怒り」をどのように捉えているでしょうか?


私は子どもの頃に怒りをぶつけられて(八つ当たりされた)、怖くて嫌な思いを経験したので、怒ることは悪いことだと長年思ってきました。

人に八つ当たりするような、怒りをコントロールできない人には絶対なりたくないとも思っていました。

なので本当はすごく怒っているのに、無意識に怒りを抑圧し、平静を装うようなことばかりして、ついには怒っているのに、怒れないとか、怒っていることにすら気が付かなくなっていきました。

でもこの場合、八つ当たりが悪いのであって、本当は「怒り」という感情には何の罪もありませんよね。


よく感情の種類を喜怒哀楽と言いますが、「喜」と「楽」は良く捉えられ歓迎される一方で、「怒」と「哀」は悪く捉えられ避けられがちのように思います。

私が怒りを抑圧していたのもそうですし、例えば一昔前は男性に対して泣くことを禁じるような風潮は、悲しみを抑圧させたに違いありません。

また本当はうれしいのに、何かを気にして喜ぶことを抑えるたり、楽しむことを禁じたりする場合もありますね。

でも事実としては、どんな感情もただその時その人に起こっていることに過ぎず、いい悪いなんてないと思いませんか?


私たちは何らかの理由で、その時その時に起こった感情を出すことができないと、それらはどんどん溜まっていきます。

そんな溜まった感情の中でも、蓄積した「怒り」は、自分自身であることを妨げ、人間関係や健康に悪影響を及ぼします(例:DVによる家庭崩壊・アレルギー・ガンなどの慢性的な病)。

病気の原因になる潜在意識の中で「怒り」の感情は、どんな病気の原因にも出てきます。

クンダリニーヨーガのエクササイズや瞑想には、「怒り」を発散・解放するものが多数ありますが、それだけ蓄積された「怒り」は健康で幸せな生活を送ることの妨げになるのだと思います。

特に私のように怒れない人、自分が怒ってるのかどうかもわからない人、逆に怒りをコントロールできず、八つ当たりばかりしている人は、クンダリニーヨーガのエクササイズと瞑想はかなり有効だと思います。

先日もラジオでDVをやめるためには、その根本的な原因に気づくこと、そして運動やカラオケなど体を動かし声を出すことで発散していくことが大切だと専門家が言っていて、呼吸法を伴うエクササイズで体を動かして、マントラを唱える、別名「気づきのヨーガ」と言われるクンダリニーヨーガはぴったりだと思いました。(いつかDVのセラピーの場でクンダリニーヨーガを伝えたい!と熱く思っています!)


実際、私の場合は、最初は内に溜まった怒りに気づいていくところから始まり、怒りを出すエクササイズや瞑想などを繰り返しやりました。

結果、怒りをタブー視することがなくなり、怒りを認め、適切にその怒りを表現できるようになってきたので、溜めることが本当に少なくなりました。

それでも、今でも、あんなに出したのにまだあるのか!と思うことがあり、「怒り」という感情の根深さを感じます。


もしこれを読んで、自分も当てはまるかもと少しでも思った方は、ぜひレッスンを受けてみてください。

先日も、怒りをエクササイズですぐに発散でき、すっきりしてよかったという感想を生徒さんからいただきましたよ♪

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↑ライオンが威嚇するような、唸るような真似をして、怒りを出すエクササイズや瞑想も実際にあって面白いです。

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